入会後、研修会でゴルフのスキルを磨く
プロとして身につけたい最新の指導法やルール・業界知識を学ぶことができます。また、NPO法人ゴルフアミューズメントパークと連携し、プロフェッショナル人材育成セミナーも開催しています。
研修会の発足は昭和35年にさかのぼり、昭和38年に練習場連盟だけの研修会がスタートしました。57年の年月から多くの有名プロが育ち、そしてトーナメントで活躍をしています。年10回、競技会を関東周辺コースで開催しています。
PGA最終プロテスト推薦
2025/03/01 関東ゴルフ練習場連盟
研修会内容 | 開催日 | クラス | 昼食 | 練コイン | 備考 | ||
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月 | 日 | 曜 | |||||
第1回学科講習会 | 1 | 30 | 木 | 全クラス | 国立オリンピックセンター | ||
第2回学科講習会 | 2 | 20 | 木 | 全クラス | 国立オリンピックセンター | ||
日高CC(埼玉県) | 3 | 3 | 月 | クラスA・S・F・FS・I・IS | ○ | ○ | キャディ付+テスト生 |
5 | 水 | クラスB | ○ | ○ | (A・Bの日程変更不可) | ||
千葉夷隅GC(千葉県) | 4 | 23 | 水 | クラスA・B | ○ | ○ | ダンロップ・スリクソンカップ |
24 | 木 | クラスS・F・I | ○ | ○ | +テスト生 | ||
鶴舞CC西コース(千葉県) | 5 | 26 | 月 | クラスA・B | ○ | ○ | 東急リゾート&ステイカップ |
27 | 火 | クラスS・F・I | ○ | ○ | +テスト生 | ||
イーストウッドCC(栃木県) | 6 | 26 | 木 | クラスA・B | ○ | ○ | イーストウッドカップ(未定) |
27 | 火 | クラスS・F・I | ○ | ○ | +テスト生 | ||
芳賀CC(栃木県) | 7 | 29 | 火 | クラスA・B | ○ | ○ | |
30 | 水 | クラスS・F・I | ○ | ○ | +テスト生 | ||
千成ゴルフクラブ(栃木県) | 8 | 26 | 火 | クラスA・B・S | ○ | ○ | |
27 | 水 | クラスF・I・IS | ○ | ○ | +テスト生 | ||
プレジデント軽井沢CC(群馬県) | 9 | 17 | 水 | クラスA・B | ○ | ○ | プレジデント軽井沢カップ(未定) |
18 | 木 | クラスS・F・I | ○ | ○ | +テスト生 | ||
ロックヒルGC ロックコース(茨城県) | 10 | 16 | 木 | クラスA・B | ○ | ○ | |
17 | 金 | クラスS・F・I | ○ | ○ | +テスト生 | ||
唐沢GC 三好コース(栃木県) | 11 | 10 | 月 | クラスA・S | ○ | ○ | |
11 | 火 | クラスB・F・I・IS | ○ | ○ | +テスト生 | ||
サンコー72CC(群馬県) | 12 | 3 | 水 | クラスA・B | ○ | ○ | 理事長カップ |
4 | 木 | クラスS・F・I | ○ | ○ | +テスト生 |
1. 基本方針 | ①競技力の向上 ②ビジネスプロとしての研鑽 |
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2. 内容 | ①月例競技会 クラスA・B・S・F・FS・I・ISおよびテスト 各計10回 ②学科講習会 計2回 |
3. エントリー方法 | 全員参加が原則。半期ごとに「組合せ表」にて出欠を報告。変更の場合は事務局に連絡。 |
4. フィー | 年会費、学科講習会費、競技会維持費 → 自動引落(引落日:27日) 10日前までに欠席届が提出されない場合、エントリーフィーの返金はしない。 |
5. 推薦枠 | PGA3次推薦は10ラウンドのうち10ラウンドを採用する(学科講習会は全員出席) PGA2次推薦は10ラウンドのうち9ラウンドを採用する |
昭和30年代から連盟の研修会は活動しており、背景としては、日本プロゴルフ協会のプロテストの入り口として活動し始めたのがきっかけ。今でもプロテストには、ゴルフ場支配人会、練習場連盟競技会、パブリック協会・日本アマ等の優勝者が受験できる仕組みになっている。支配人会だと年齢が高くなるとテストを受けられなくなるので、練習場連盟に入ることがテストを受ける近道となっている。実際、連盟出身のプロは非常に多く、ツアー優勝者や日本プロゴルフ協会の役員も歴任されたり、練習場もしくはゴルフ場の支配人等も輩出している。
他の組織と連盟の研修会は、3つの違いを持たせている。1点目は、成績上位者にプロテストの2次テストもしくは3次テストの推薦があること。2点目は、毎月の競技会で上位20名に賞金が出る制度があり、技術研鑽している研修生のモチベーションアップにもなっていること。3点目は、成績上位者に対して連盟から50万円相当のメーカー支給用品を提供していること。この3つの違いは、プロとして生活していく研修生に努力した分の報酬として提供している。本気でプロを目指す研修生には、いい刺激になっていると聞いている。
研修生という言葉には2つの意味があって、支配人会はコースに所属している研修生、練習場連盟は練習場に所属している研修生を指している。それぞれの研修生のための制度がある。練習場において、プロは絶対的に必要な人材である。技術上達をしたいアマチュアゴルファーが常に練習場にいて、練習のやり方や上達の考え方をレベルの高いプロから聞きたいもの。従って、練習場連盟として、練習場の看板となるプロの技術レベルを向上させる場を提供している意味合いがある。
全国でもレベルが高い競技会や、マンデートーナメントを毎月必ず開催しているところが、多くはない。技術研鑽する場がないのが、プロ希望者の悩みになっている。連盟としては、研修生が常に技術研鑽できて、プロを目指せる場として研修会を提供している。
そのような考えから、コースレートの高いコースでレベルの高い戦いをすることが、技術向上になると考えている。特にコースセッティングには注力を上げていて、事前にコースへ入りピンポジションやセッティングを、選手会・コーススタッフとともに協議して決めているので、非常にレベルの高い戦いができている。優勝スコアは60台が平均的になっていることや、ツアー志向者の入会が増えているのが、結果として表れている。
今後も連盟の研修会は、プロとしての入り口として場を提供できるように、コースセッティングは引き続きレベルが高いものにしていく予定である。