現在約400名のプロフェッショナル研修生が在籍し、将来のトーナメントプロやレッスンプロ、ゴルフビジネスプロを目指して技術研鑽しています。特にクラスAはハイレベルな戦いです。
RIZAP GOLF
トレーナー
久我拓也
バリバリの学生ゴルファーで、卒業後もトーナメントプロを目指したい。
しかしながら、仕事をしながらQTに出場していくのは非常に難しいものです。
久我さんは、研修会で RIZAP GOLF の特別な制度を知りました。
父親と練習に行ったのがきっかけです。茂原のダイナミックゴルフで、小学5年生からスクールに通いました。中学ではジュニアの試合も出ました。高校は自宅の近くの千葉学芸高等学校で、全国選手権・関東選手権・ダイヤモンドカップに出ました。
高校の監督から勧められて入学しました。1学年で15名の少人数で、練習は時間の自由が利くので個人的にみっちりやりました。部活はコースで週3回練習でした。
日本学生を目指していました。大学3年の時に出場しました。
高校からプロを目指してゴルフをしています。今も、毎年シードを獲れるトーナメントプロを目指しています。
QTに出場して、チャレンジトーナメントで試合をこなして、ツアートーナメントに出ていくことだと思います。
QT2ndの推薦枠が7名あると伺ったので、迷わず研修会に入会しました。レッスンができるライセンスであるということと、仕事のあっせんをしてもらうことは、研修会に入会して良かったです。
研修会会場です。入会テストが終了した時に、RIZAP GOLF の採用担当者が声をかけてくれました。そこで案内していただいたのが『RIZAP GOLF 競技者支援制度』でした。
レッスンをしながらトーナメントプロを目指せる環境があると聞き、RIZAP GOLF で働くことを決めました。本当にいい制度でした。
大学を卒業してみんな悩むのが、ゴルフを仕事にしながら生活して、トーナメントプロを目指すという環境がないことです。本当にありがたかった。
RIZAP GOLF アカデミーで研修して、驚きが多かったです。すぐにレッスンができる状態になれましたし、自分のゴルフのためにもなりました。
特に、接客接遇研修がすごく役に立ちました。レッスン中にお客様にお伝えする言葉が出てこないので、やっていて良かったです。
レッスンは楽しいです。ゲスト様が上達してくるとうれしいですし、自分のゴルフにも発見があります。
レッスンの悩みは、初心者の方に対する伝え方。どうやったら分かりやすく伝えられるか、感覚的なものが難しいです。お客様といかに目線と言葉を一緒にするか、工夫が必要だと痛感しています。
RIZAP GOLF
教育ユニット
ゴルフチーム
リーダー
小泉智之
ゴルフを始めたのは20歳からという小泉さん。ゴルフの魅力にとりつかれ、現在の職があるといいます。自分が歩んできた中でさまざまな問題に自分が悩んだからこそ、多くのトレーナーを育てる立場に立てている。研修会をどのように生かしているのかを聞いてみました。
大学2年生の時、社会人のツールとしてゴルフは重要なものだと思ってやり始めました。大学3年になると就職活動だし、時間がかかると聞いていたので。
何もわからなかったのでまずはスポーツクラブのスクールに入会し、初めはひたすらハーフスイングをしていました。約半年ぐらいハーフスイングを続けていたと思います。
ジュニアクラスに混じらせてもらって初めてコースに出ました。そこから少しずつコースに行くようになり、練習にも熱が入るようにもなりました。その中でゴルフで仕事ができたらいいなと思い始めました。
コースに行ってからゴルフの面白さと難しさを感じ、のめりこんでいきました。それまでアルバイトしていた飲食店などを辞め、ゴルフショップなどでアルバイトを始めました。すると今まで以上にゴルフの情報がどんどん入ってきて、さらにのめりこんでいきました。
大学卒業する時には、就職するよりもゴルフでプレーして収入になることをしたいと思っていました。
卒業後にゴルフ漬けになれるゴルフ留学をして、帰国してゴルフ場で研修生を5年間やりました。ミニツアーに出たり、プロテストを受験したりと。
身近に先輩方がたくさんいらっしゃるのでアドバイスをもらえましたが、これから先どのようなステップを踏んでいけばいいのか、それは明確には分かっていませんでした。
結婚を機にレッスンを始めることになりました。
始めたらこんなにスキルと知識が必要だということに気付き、またゴルフの技術をお伝えして「ありがとう」と言ってもらえる素晴らしさに魅了されました。そこからレッスン活動に主軸を置くようになりました。
はい。お客様が何を考えてどうなりたいのか、僕がお伝えしている内容をどう思っているのか、を察知できるコミュニケーション力が本当に重要だと思います。また、さまざまなニーズに応えられるスキルの両方が必要なので、奥が深いです。
上達のプロセスをどう過ごしていただくか、それが全てだと思います。自分が失敗したのは、どうやったらうまくできるかの道筋を立てなかったこと。なので、道筋を提案できるようになったのは、失敗があったからだと感じています。
レッスンを始めるときに、連盟の研修生のライセンスを取りました、先輩の紹介で。レッスン先は、都内のインドア施設が中心でした。
どうやったらうまくなるのかというルートと理想となる姿が明確にわからない方、レッスン本はたくさんあるもののどれが自分に合っていて、どれを優先的に見ればいいか分からない方、がとても多い気がしました。
研修会は楽しみでスキルアップの場として、また人脈を増やしたり、いろいろな方のお話を伺って情報を増やす場として、楽しみに参加しています。
公な情報ではない生の声を聴くのが本当に身になりました。同じ境遇の研修生もさることながら、いい状態の方、悪い状態の方が毎回パーティーが違うことで、多方面の情報を得られるのは大きな情報源でした。
5年間で痛感したことが、より良いサービスを提供したい、単純にうまくしたいということに対して、コミュニケーション能力、スキル、情報を常にアップデートしていくことが大事だということでした。
ただ、それを一人で仕事とプライベートを両立してやっていくのは本当に大変です。
ライザップでは、会社組織としてルーティンの中にそれが組み込んでいける「人材育成」の考え方に共感し、今はその環境を整備しています。
入社して1年してから運営するようになりました。現在そこから1年が経ち、一人ひとりのスキルアップ向上と、それをライザップ流のサービスとして提供しやすい形を作るかの二軸でお客様に提供できるかを取り組んでいます。
新たに RIZAP GOLF で働こうという研修生の方々に伝えていることは、コミュニケーションの大切さ。お客様と我々、二人三脚で上達していこうという関係性を築かないと成功しないので、それの重要性を研修で伝えています。
レッスンプロの社会的地位を上げたいと思っています。実際に RIZAP ではパーソナルトレーナーの地位を引き上げた実績がありますから、絶対に叶うと思っています。また、日本から海外へ、日本流ゴルフサービスを発信できるような活動をして行きたいと考えています。
ヒルトップバーディクラブ
支配人 稲田貴史
サラリーマンの家庭ながら父親がゴルフ好きで、時間があれば、一緒に練習場に連れていかされていました。でも、そこでプロゴルファーになるとは思っていませんでした。野球やバスケット、大学はテニスサークルでした。
ゴルフが楽しいという「ゴルフ熱」は、社会人2年目でした。しかも、大学同期と一緒にゴルフに行こうというのがきっかけ。3か月間の練習場通いつめで、ラウンドに臨みました。
結果は48・65 113。前半は冬場なのに最高のゴルフ日和で楽しかったのに、後半から風が吹き雪が降ってくるという最悪の天候。四季を1日で感じました。
それがすごく楽しくてゴルフにはまった瞬間でしたね。ですので、研修生の皆さんのように、若いころからゴルフで職業になるという道ではなかったです。
これがいろいろあったんです。医薬品を医療機関に販売する卸業の営業をしていました。自分では満足して働いていたのですが、他の会社に買収されて、先行き不安の中、知り合いの紹介で商社系営業に転職しました。そしたら、まったく自分に合ってない。すぐ辞めました。
体調も悪くなっていたので、少し休もうと思って、社会人になってゴルフを始めたころに来ていた練習場でバイトしていました。当然ゴルフが好きなので、バイト終わりに練習して1日が終わるような日を過ごしていました。
バイトを始めるときに、目標としてティーチングの資格を取得して、教えることを職業にする意識はありました。
実技で1回落ちました。2回目で実技合格し、学科を1年間。これが大変でした。でも教えるにあたり、いろいろな知識を習得できたので今でも役立っていますし、それがあるから勉強も苦ではなくなりました。
ライセンス取得した直後に、災難がありました。追突事故で首が数年間痛くて、ゴルフもうまくできない時期が続きました。そこで一気にゴルフ熱が落ちました。
その数年後に、ホグレルという柔軟性を高くする装置を、練習場に導入しました。その後からようやく、首の痛みが治まってきました。でもゴルフ熱は下がったまま。練習場の支配人という仕事が、日常を優先していました。
慣れるまで大変だし、郊外の練習場なのでそんなに人がいるわけではないので、自分がやる仕事が多く、以前のように自分のゴルフ中心とはいかなくなります。今は練習場を動かしているモチベーションが「ゴルフ熱」に変わっています。
支配人を始めた時に、練習場コンサルを受けていました。コンサルの先生からは毎回しかられながらも、練習場運営のノウハウを学ばせていただきました。一番大切なのは、自分が練習場を動かす力、そして、スタッフを動かす力を教えていただきました。
こういうのって、一人でゴルフしていたらわからないことでした。ですので、今は新しいゴルフ熱が上昇中ですよ。
支配人業とともに、スクールもやっています。スクールでラウンドというと、ラウンドレッスンが中心になります。そうすると自分のゴルフに時間がさけなくなります。そんな時期に紹介していただいたのが、関東ゴルフ練習場連盟の研修会でした。
コースセッティングもしっかりしていますし、同伴者もアンダーで回るようなツアー志向のプロゴルファーが多いのも、自分に対する緊張感につながります。毎月開催しているので、うまく日程を調整して参加しています。
以前、ティーチングプロ選手権で初日5位になりました。初日はアンダーでラウンドできたのですが、2日目に本気のツアー志向の同伴者とラウンドして自滅しました。その反省を生かして、研修会で緊張感あるラウンドをして、またティーチングプロ選手権やシニア予選で結果が出るゴルフをしようと思っています。
支配人業と自分のゴルフの両方の「ゴルフ熱」を上げていきたいですね。